本の紹介文・書評の書き方とは?

この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。

本の紹介文や書評の書き方について調べたので、紹介いたします。

私は、ほぼ毎日、読書をしています。
おもに、ビジネス書や自己啓発書といわれるジャンルを好んで読んでいます。

そのため、読んで参考になったり、面白かった本を「人に紹介したい」と思うことが、たびたびあります。
ただ、日常生活においても「説明すること」が苦手です。そのため、読んだ本の内容や魅力を伝えることは、難しいと考えていました。

私の説明が分かりづらい原因としては、「論理的でない」「話にまとまりがない」からだと考えています。しかし、話し言葉と違い、文章は見直したり、編集したりすることもできます。一つ一つ要点を理解して書き、修正することにより、わかりやすい文章を書くことは訓練しだいで誰にでもできるようになります。どのようにしたら「人に本の魅力や面白さ」を伝えられるのでしょうか。

わかりやすい文章を書く技術を学ぶ為に、バーバラ・ミントの『考える技術・書く技術問題解決力を伸ばすピラミッド原則』は、非常に参考になります。ものごとの説明の仕方や文章の構成について書かれている古典的書籍です。
その書籍の入門書としては、山崎 康司 氏の『入門考える技術・書く技術』が読みやすくおすすめです。

書評とは?
書評とは、刊行されている本についての批評です。
批評とは、良し悪しを見分けて、自分の意見をいう事です。

専門家ではない、私たちが本を紹介したり書評したりする場合、「他の人にも読んでもらいたい!」と思える本について書くのが良いでしょう。そうすると必然的に、本の「見どころ」や「魅力」などが伝えられることになります。また、書評や紹介文は「本の購入を検討している人の役に立つ情報(決断の後押し)」という「目線」「思い」で書くのがポイントです。

流れとしては、まず初めに、本を読みます。
「気づき」「学び」などがあり、紹介したいと思える本があったら、書評・紹介を書くということになります。

①本の目次をノートに書き、そこに要約を書いていく。
思いついたこと、ひらめいたことがあったらそれも必ずメモしておく。

②下記の項目に該当するデータを入力していく。
はじめはメモ程度→データが蓄積、発想が湧いたら文章化。

書評テンプレート
著 者 :
題 名 :『タイトル:副題』
出版社 :
発売日 :
ページ数:
どのような人か(経歴、職業、他の著作)紹介文を書く。

どのような本か、あらすじや概要を書く
著者は何を明らかにしようとしているのか
著書を読むことにより、得られる知識・メリットは何か?
本の構成はどのようになっているのか
各章はどのように展開されているか
参考資料・文献はどのようなものか
調査時期・調査地域・調査方法は?

紹介する本を「おすすめ」する理由やポイントなど記載する。

以上のことを「読みやすい形に編集して仕上げる」ことにより、書き上げることができます。

書評や本の紹介を通じて、論理的な思考や文章力に磨きをかけましょう。

前の記事

「1万円起業」飛鳥新社

次の記事

メモの方法