チップ・ハース、ダン・ハース『アイデアのちから』飯岡美紀訳、日経BP社、2008年、360頁

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本書は、マルコム・グラッドウェル『急に売れ始めるにはワケがある』で明らかにされた、流行や社会現象を起こす3つの法則のうちの1つ「記憶に粘る」という点を深掘りした内容です。

記憶に粘る「効果的なアイデアがどのように組み立てられるか」

「人を動かし、世の中を動かす凄いアイデアの仕組み」には、どのような原則があるのか?

「世間で成功するアイデアを育てるには、どうすればいいのか?」

などの疑問に対する解が、具体例(物語)と共に紹介されています。

記憶に粘るアイデアには、「6つの共通原則」があると本書で示されています。

このような実用書は、消費的読書にならぬように、役立てていきたいと願うばかりです。