津川友介『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』東洋経済新報社、2018年、196頁

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本書は、科学的根拠(エビデンス)に基づいて私たちの健康にとって「良い食べ物」と「悪い食べ物」は何か、についてわかりやすく書かれています。

また、「どのような “食品” を食べるのかが重要であり、それに含まれる “成分” にとらわれてはいけない」と警告してくれます。
たとえば、「βカロテン」が体に良いと考え「βカロテンを含んだ飲料」や「βカロテンのサプリメント」を摂取することは、さまざまな病気のリスクを高めるという研究結果があると書かれています。

毎日食べているものが私たちの健康に与える影響を知ることは、とても大切なことだと私は思います。
また、知ったからには「健康に良い食品」をできる限り「選択」しようと考えさせられました。

第1章では、「健康に良い食品」(病気のリスクを下げる食品)が5つ。
1、「魚」
2、「野菜と果物」
3、「茶色い炭水化物」
4、「オリーブオイル」
5、「ナッツ類」

そして、「体に悪い食品」として3つあげられています。
1、「赤い肉」
2、「白い炭水化物」
3、「バターなどの飽和脂肪酸」

第2章「体に良いという科学的根拠がある食べ物」では、「地中海食」(オリーブオイルやナッツ類を含む)、「野菜や果物」と「魚」に関する研究内容や結果が分かりやすく紹介されています。

第3章「体に悪いという科学的根拠がある食べ物」では、「白い炭水化物」(vs.「茶色い炭水化物」)「塩」「牛肉」「豚肉」「ソーセージ」「ハム」「ベーコン」「卵」についての研究内容と結果が書かれています。

特別編では「病気の人、子ども、妊婦」にとっての「最適な食事」が紹介されています。

97の食品と39の病気についての索引があるため、気になる項目から読み進めることもできます。

健康的なダイエットをしたいと考えている方にもおすすめの一冊です。
本書に紹介させている食品を食べ、「運動量、睡眠、ストレスのレベル」を最適化することにより減量すると考えられます。