サラリーマンが継続的に高い知的生産をするために必要な読書の仕方は?
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サラリーマンが知的生産をするためには2種類の読書をするとよい。
①ビジネス書の名著を読む
②教養に関連する本を読む
ビジネス書の名著を読む理由は、ビジネスパーソンとしての基礎体力をつくるためです。
教養に関連する本を読む理由は、ビジネスパーソンとしての個性を形成するためです。
なぜこの2種類なのか?
この2種類の知識を吸収して活かすことにより、独自性のある知的生産をすることができます。ビジネス書の名著は基礎となる知識です。そのため、知っていて当たり前といえます。その知っていて当たり前の知識、いわばビジネスに必要な知識に教養書から得た知識を掛け合わせることにより差別化のできる知的生産ができるのです。
どのように読むのか?
ビジネス書の名著は、繰り返し読みます。狭く深く読みます。教養書の名著は、気の向くままに幅広いジャンルを読みます。広く浅く読みます。
なぜそのような読み方をするのか?
ビジネス書は、定番・名著が限られています。そのため、決まった本を繰り返し読めます。ビジネス書は読むだけでなく、自分のビジネスと結びつけて考える必要があります。読んだら自分の仕事にすぐに取り入れる。即実行する。そのため、記録するのではなく、実践することが求められます。
教養書は定番・名著は限られていますが、ジャンルが多岐にわたるため、広く浅く読みます。ビジネスと直結しているわけではないので、後で振り返って考えるために読書ノートを作成しておくと良いでしょう。
最後に、どのような名著があるか興味ある方は下記書籍を参考にしてみてください。著者が人生や仕事に役立つ名著を30冊ピックアップして紹介されています。
土井英司『成功読書術:ビジネスに活かす名著の読み方』ゴマブックス、2005年、224頁
参考文献
山口周『外資系コンサルが教える読書仕事につなげる技術』KADOKAWA、2015年、255頁