あなたの目は大丈夫?
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かすみ目や疲れ目を放っておくと、緑内障などの危険も…。眼圧が上がることで目にトラブルが起こる可能性があります。
眼圧の上昇を防ぐためには、目の周りの血流を良くすることが大切です。また、目を含む頭部にスムーズに血流を行き渡らせるために、首周りの血流も重要です。
血流を良くして、さまざまな目に良いセルフケアや食事術を紹介します。
どうして眼圧は高くなるのか?
眼圧の上昇は、目の中の房水が増えることが原因です。防水が増えるのは、眼球内の房水の出口が詰まっていたり閉まっていたりするためです。房水は目の中の毛様体で作られ、目の中を循環した後、シュレム管から排出されます。このシュレム管の詰まりや締まりで房水の流れが悪くなります。
眼圧は夜に上がりやすい‼︎
眼圧は1年中変化します。また眼圧は一定ではありません。昼より夜に上がりやすいので、眼圧が正常か少し高い人でも、夜間は眼圧が正常範囲を超えている場合もあります。
眼圧を上げない生活習慣とは?
眼圧を低く保つには房水の水はけを良くするのが1番です。そのためには目の周りや首周りの血流を良くしたり、うつむき姿勢をやめたりすることが有効な方法です。
目の不調に効く!セルフケアの方法とは?
毎日のケアが明日のトラブルを予防します。ツボや首周りの凝りをほぐす体操は、目のトラブルを未然に防ぐ可能性があります。血流が良くなれば房水の流れも良くなります。
生活習慣を見直すことで、眼圧上昇をある程度抑える事は可能です。目の周囲の血流が滞っていると、網膜の視神経に栄養が行き届かず、視神経自体が弱くなってしまうこともあります。
糖尿病の人は、目の中の毛細血管が傷つきがちで、血流が悪くなり、視神経にも悪影響が出ることがあります。低血圧や高血圧もそうしたリスクが高くなります。低血圧の人は、眼圧の変動が大きく、緑内障のリスクが高いと言われています。
高血圧の人は動脈硬化などのリスクから目の毛細血管や血流に悪影響が出ます。普段から血流を良くする生活を心がければ、眼圧の上昇をある程度防ぐことができます。
眼圧が上がりやすい体質や生活習慣
●肥満体型
●偏頭痛持ち
●低血圧や高血圧
●うつむくことが多い
●ひどい近視
●血糖値が高い
●睡眠時無呼吸症候群
●40歳以上
●近親者に緑内障患者がいる
眼圧を上げない生活習慣
●うつぶせ寝をしない
●枕を低くしすぎない
●うつむきスマホをやめる
●喫煙をしない
●水分を一気に飲まない
目のトラブル改善のセルフケアとは?
●模様体筋ストレッチ
●目のツボ押し体操
→頬のぐるぐる回し
→眉頭のくぼみぐるぐる回す
→目と目の間をつまむ
→おでこの凹みを押す
→目の周りをこする
●眼圧を上げない体操
→ぞうきん体操
→バンザイ体操
→首回し体操
→ガム噛みウォーキング
●温感タオル湿布
血液をさらさらにする食事とは?
目の房水の流れを良くするためには、周辺の血流を良くすることが大切です。そのために規則正しい食生活が重要になってきます。
暴飲暴食により血中の脂質や糖質が増えてしまうのは問題です。食べ過ぎに注意して野菜中心の食事を心がけましょう。
●納豆
●玉ねぎ
●にんにく
●トマトやトマトジュース
●ビタミンCやビタミンEを多く含む野菜やフルーツ
●EPAやDHAの含有量が多い青魚