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チョ チャンイン『カシコギ』金淳鎬訳、サンマーク出版、2002年、318頁

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。

本書は韓国で2000年に発売され大ヒットした作品です。

現在は、文庫本として『グッドライフ』(小学館文庫、小学館、2011年)という題名の新版翻訳で電子版のみ販売されています。

作品のテーマは、「父性愛」です。

小学3年生の白血病で苦しむ男の子を自分の命をかけて育てる父親の生きざまが描かれています。

健康、お金、家族のあり方、愛、幸せや親としての生き方について深く考えさせられる作品です。
また、涙なくして読み終えることができない作品でした。

題名『カシコギ』は淡水魚の名前です。
カシコギの習性をご存じの方は、ストーリーを想像できるのではないでしょうか。

本文より抜粋
「あなたが虚しく過ごしたきょうという日は きのう死んでいったものが あれほど生きたいと願ったあした」

『カシコギ』と『グッドライフ』では、訳者が違います。ストーリーは変わりませんが、後者の訳は「です」「ます」調となっており、非常に残念です。

絶版ですが、できることなら『カシコギ』を読まれることをお勧めいたします。

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